皆様、こんばんは。
一般社団法人都留青年会議所の堀内(と)です。
都留市でも、インフルエンザが本格的に流行っているようです。
私の家族でも、息子がもらってきてしまっておりまして…
今朝は39℃以上の熱が出ているとのことでした。
気を付けようと思います。
さて、本日のBlogのタイトルは「失敗してもいいんだよ」というお話です。
これは、私も歴代の先輩からたくさんいただいた言葉であり、新任の委員長に伝えてきました。
※写真は2012年3月15日の三役会後の様子です。懐かしい!
私なりに解釈しているその意味を綴ってみたいと思います。
創造的な変化を目的として、単年度で組織を変える青年会議所の仕組みは、人材育成をする上で、大きな強みとなります。
それは、会員に対して、1年ごとに異なる経験を提供してくれます。
例えば... Mくんの場合
・2013年~2014年:2年連続で委員長就任!(※よっ!出来るオトコ☆)
・2015年:理事就任
理事会で新任委員長たちに厳しい基準を提示する意見をしたり、エールを送る。
※前年の委員長経験を活かし、委員長の成長を促進させる刺激を与える役割
きっと、Mくんも2014年では委員長として、理事会で苦労したはず。
その苦労は今考えると、プラスに繋がる困難だった!?
だからこそ言える意見には、大きな意味があり、重みがある。
・2016年:副理事長就任
新任の委員長と共に様々なことに取組み、委員長に自らの経験や考えを伝え、
理事長の考えを理解して代弁する役を担う。
委員長経験を持ち、理事としての役割も経験があるので、委員長の事業計画を
様々な視点から検証することが出来るようになっている。
ちょっと忙しすぎるようにも感じられますが、青年会議所においては、こうした時間の過ごし方が当たり前なのです。
このモデルケースのMくんが、会社では「専務取締役」や「代表取締役(社長)」という役割であった場合、他者から様々な意見をもらうことは、あまりないかもしれません。
地域特性もあり、役員対して、異論や反論を含めて、意見をいうことがあまりない可能性が高いからです。
しかし!!
青年会議所の役割は、全く違います。
例えば委員長の場合でお伝えすると...
委員会として設定する目的や、その目的を実現する為の手法など、委員長の考え方や価値観に対して、容赦のないフィードバックが飛びます。
青年会議所は、会員や賛助会員にお支払いいただく大切なお金で運営されているからこそ、本当にそれでいいのかという熱い議論は、委員会メンバーが腹落ちするまで続きます。
委員長は委員会で揉まれ、委員会の承認を得た意見を計画書にまとめ上げます。
しかし、それが理事会で蹴散らされ...
それをまた委員会に持ち帰って計画を再考するのです。
このようなPDCのプロセスが短期間で回せるので、多くの会員が「青年会議所は、勉強になる」と感じるのだと思います。
また、委員長経験はとても大変ではありますが、青年会議所の良いところを経験を通じて知るきっかけにもなります。
このプロセスを短時間でまわさなければならないからこそ、委員長には大変なこともあります。
時間の作り方であったり、計画書の書き方であったり、委員会を構成する会員との役割分担の持ち方であったり。
様々な調整能力も身に付くはずです。
ところで、そろそろ話を本題に戻そうと思います。
諸先輩方は、何を失敗してもいいと言っているのか?!
それは、また改めて次の投稿で...