新年のご挨拶

あけまして、おめでとうございます。
2016年の新春にあたり、ご挨拶を申し上げると共に、皆様方のご多幸とご健勝をご祈念申し上げます。

2015年度は「Simple is the Deepest -真に深く、そして気づく-」というスローガンを掲げた第48代程原理事長の運動に、多大なるご協力を賜りましたことを、改めまして御礼申し上げます。

アベノミクスの影響で出口が見えたかのように感じられる経済ですが、まだまだ地方に波及したとは言えない状況であり、日本を取り巻く諸外国を含め、経済状況は、決して視界良好とは言えないようです。
中国は自国の成長の為に演出したバルブをどこに着地させるかに苦慮し、EUを支えるドイツ経済はWVの不正問題で暗雲が立ち込め、原油安の影響で資源産出国はその強みを失いかけています。

経済や政治を含め、私たちを取り巻く環境は、刻々と変化していきます。

経営は、環境適応が大切だと言われます。
青年会議所は、職業を持つ青年経済人としてだけではなく、日本人として、混迷の時代をどのように切り拓くのかという未来が双肩に掛かる「責任世代」で構成されています。
未来に「あの時の行動があったから、今があって良かった」と思える選択と実行によって、豊かな社会を目指すのが私たちの役割です。

その為に、どんなことができるのか?

行動という挑戦をコツコツと、一つずつ積み重ねることから始めましょう。
25人の一般社団法人都留青年会議所の会員が、一つの挑戦をすれば、全部で25の挑戦をしたことになります。
一人の会員が、一人の仲間を増やすことができれば、私たちは50人の組織になります。
50の挑戦を実施したら...変革につながる「うねり」が生み出せているはずです。

また、みんなで力を合わせる為に、受容と傾聴がとても大切だと考えています。
一人ひとりが、他者を理解しようという気持ちを持って、話に耳を傾け、対話を持って受け入れる。
そうすれば、一つの目標に向っていこうと心を合わせることができるはずです。

1968年の創立以来、49年という長きに渡り続いてきた“想い”を継承し、さらなる発展を遂げられるよう、我々は挑戦して参ります。
今年度も一般社団法人都留青年会議所は、この「まち」と「人」を想い、地域のより良い発展の為、精一杯運動を展開していくことをお誓い申し上げます。
是非とも、私たちの運動にご指導ご鞭撻をいただき、また、ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げまして、新年の挨拶とさせていただきます。
一年間、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2016年度スローガン
挑戦と変革 ~楽しもう 分かち合おう~

2016年度 一般社団法人都留青年会議所 第49代理事長 堀内敏男



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