皆様、こんばんは。
一般社団法人都留青年会議所の堀内(と)です。
青年会議所で、今まで私が学んだことシリーズも第3弾となりました。
1.失敗してもいいんだよ その1/その2
2.自分を映す鏡を持つ
第3弾は「踏むな!」とご教示をいただいた、青年会議所会員であればお分かりの”アレ”です。
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私が入会して4カ月ほど経ったころのことです。
34歳で、そこそこ大人だと思っていた私は、その夜、お叱りを受けます。
私は初めて、アカデミー研修事業に参加させていただきました。
青年会議所では、入会3年未満の会員を「アカデミー会員」と呼びます。
そのアカデミー会員に対して、山梨ブロック協議会の会員研修系の委員会が、
「青年会議所とは、どんな団体か事業計画書の作成を通して、学ぼう!」という
事業を行って下さった1回目でした。
その事業が終わって、私は一緒に行った都留JCの会員やブロックの委員会に
出向している先輩方と共に懇親会に参加させていただきました。
初めてお会いする皆さんとごあいさつを交わし、お酒をいただきながら、
懇親会の時間を楽しく過ごさせていただいて、いよいよ締めの時間。
会場スペースに対して、懇親会への参加者が多かったこともあり、
かなり狭く感じる場所でしたが、起立して一本締めをする時でした。
狭かったがゆえ、そして知らなかったがゆえに、私は座布団を踏んだまま
起立していました。
すると「座布団を踏むな!」というご指摘をいただいたのです。
あれ?!自分のことかなと気が付いて、周囲を見て、スペースを確認して、
座布団からおりました。
みんなで一本締めを行って、懇親会は盛況のままに終わりました。
しかし、私は腑に落ちません。
『何だよ、偉そうな命令口調で...』
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後日、腑に落ちなかった私は、どういうことなのかを調べました。
「座布団 踏まない」で、検索したのです。
すると・・・
=なぜ、畳の縁や敷居を踏んではいけないの?=
玄関の引き戸、襖(ふすま)、障子など、一般家庭にも様々な敷居がありますし、畳には縁がありますね。昔からこれらを踏んではいけないと言われているのは、幾つかの理由があります。
・身を守るための戒め
・家や家人の象徴として重んじる
・空間様式を崩さない
・家を大切にする
※引用:All About 本人のしきたり、およばれのタブー
なるほど!!
教えていただいた先輩に、感謝した次第です。
少しのことであったとしても、日本人としての考え方や文化に触れた気がして、
こうしたことを知ることができた貴重な機会でした。
一方で、教えていただいたことに対して、反発するような感情を持った
自分自身を恥ずかしく思いました。
大人の学び舎、青年会議所での思い出の一つです。